●首の痛み、肩こり
●腰、背中の痛み
●手や足などの痺れ
●スポーツによる怪我

整形外科

主な症状とその概要


●首の痛み、肩こり整形外科2

首の痛み、肩こりは非常に多くの人が抱えている症状の1つです。デスクワークなど運動不足による原因や、40代~50代の年齢的によるものが多くの人に該当します。
患部周辺の筋肉だけの問題なのか、その他身体の部位による影響ものもなのかを診療することで症状は和らぎます。

交通事故や強い衝突が原因の場合は、検査が必要な場合があります。この場合は、痛みを我慢することなく、必ず医師の診断を受けてください。


●腰、背中の痛み整形外科3

同じ姿勢(立ちっぱなし、座りっぱなし)によるもの、
重い荷物や腰への負荷がかかった時や疲労によるものが主な原因と考えられます。
ギックリ腰などは、急に重いものを持ち上げたときに起こる急な腰痛のことです。患部をあたためて腰椎を伸ばしていくことで症状を和らげていきます。状態によっては、痛み止めの注射や薬などを投与することもあります。

●手や足などの痺れ

手や指先の酷使による痺れ
パソコンや長時間のデスクワーク、悪い姿勢からくる痺れのほか、
寝相の悪さや年齢(加齢)からくる痺れ、
打撲などが原因による痺れなど多岐にわたります。

軽度(初期)の症状であればまずは正しい姿勢を維持することが改善には効果的です。
無理な体制をとったり、寝相の悪い状態で睡眠をとったりすることが痺れの原因につながるからです。長時間のデスクワークからくるものであれば、休憩時に少しストレッチや散歩などが良いでしょう。
1週間以上続いている場合や、なんらかの運動障害がみられるようであれば病院で診断を受けることをお勧めします。

●捻挫(ねんざ)、打撲

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ひとくくりに捻挫といっても、軽い靭帯損傷のものから骨折を伴うものまで症状は様々で、この症状の違いによって固定期間や治療方針は変わってきます。

また靭帯の修復には時期があり、それに合わせた治療が大切です。
受傷直後は冷却、固定、圧迫、拳上などの処置や、炎症を落ち着かせるお薬の処方を行います。
修復され始める時期に入れば運動療法が必要となり、筋肉を動かすことで血流を促し組織の修復を助けます。
また、筋力や感覚の改善もとても大切です。

「以前、捻挫してからずっと調子が悪い」との訴えで来院される方が多数おられますが、そのほとんどが捻挫した関節周囲の筋力や感覚が低下したままの状態です。

●骨折、脱臼

骨折、脱臼には手術が必要なものと、必要でないものがあり、まずはその判断を行います。
必要な場合は手術可能な病院をご紹介いたします。
手術を必要としない保存的な治療では、レントゲンで骨折の状態を確認しながら数週間固定し、その後運動療法を行います。
運動療法では可動域訓練や筋力強化だけにとどまらず、日常生活動作(家事動作、歩行、階段昇降など)のフォローまで行います。

 

●スポーツによる怪我

スポーツによる怪我の種類は様々ですが、まずは病変がどこにあるのか(骨、靭帯、筋肉、筋腱付着部、神経など)を診断することが大切です。
損傷部位を特定し、損傷の程度を見極めることで、練習を休むか、練習しながら治療していくかを判断します。
急性期はお薬や物理療法、場合によっては固定処置などで炎症を落ち着かせます。
修復され始める時期に入れば運動療法が必要となり、組織修復を促す治療や筋力強化などを行っていきます。
また、スポーツは強い負荷による反復動作であるため、正しいフォームで行うことが大切です。
当院では理学療法士がフォームチェックやトレーニング法までご指導いたします。