当院は、整形外科とリハビリテーション科がございます。膝や腰の痛みを少しでも和らげ、患者さんの目線にたった医療を心がけてまいります。
院長ごあいさつ
整形外科に訪れる方のほとんどが痛みの治療にあります。
当院にも、数か月前から痛い、数年前から痛いという方が数多く来院されます。
痛みには、原因があります。
なぜ痛みが治らないのか…
それは原因に対する治療を行っていないからです。
言い換えると、原因を特定しないままに対症的な治療しか行っていないからです。
痛みの治療には、まず原因を特定していくことが大切であり、そのためにはレントゲン(場合によってはCT、MRIなど)、血液検査、注射、そして専門家の知識と経験が必要です。
私は大学医学部を卒業後、整形外科医として20年間、診療に従事してまいりました。その間、大学病院や関連病院で臨床経験を積み重ね、小児から高齢の方、スポーツ選手も含め、手術やリハビリをとおして治療してきた実績があります。
また当院には、上肢、脊柱、股関節、膝関節の専門医が勤務しており、より専門的な対応が可能であります。
さらに、複雑に絡み合った痛みの原因を諦めることなく紐解き、根治を目指す理学療法士を中心とするスタッフが在籍します。
「治すためにはどうすればいいか」を患者さんと共に考え、実践し、良い結果を共に喜びたいと願う、明るく誠実なスタッフがサポートいたします。
どうぞ一度、ご来院ください。
よろしくお願いいたします。
院長 今本 雅彦
<院長略歴>
昭和62年
慶應義塾大学医学部卒業
慶應義塾大学病院
ならびに関連病院で研修
川崎市立井田病院
都立大久保病院
国立埼玉病院
済生会中央病院の副医長・医長を歴任
<資格>
・日本整形外科学会認定 整形外科専門医
<紹介先病院>(50音順)
・永寿総合病院 ・江戸川病院 ・慶應義塾大学病院 ・新東京病院 ・順天堂病院 ・済生会中央病院 ・東大病院 ・東京医科歯科大学病院 ・日本医大病院
痛みは体からのサイン。見逃さないように!
ひざの痛みに悩んで整形外科を受診される方は、非常に多くいらっしゃいます。
ひざの痛みは急に出てくるわけではありません。ひざに負担のかかる生活習慣を何十年も続けていたり、加齢によってひざ関節を守る軟骨がすり減ったり、ひざ関節を支える筋力が低下したりなど、さまざまな原因で痛みが生じてきます。
まず最初に出てくるのは、立ち上がる時、歩き始める時など動き始めに痛みを感じる「スタートペイン(動作開始痛)」です。
最初はちょっとした痛みでも、そのまま放置すると痛みが強くなったり、ひどくなって日常生活に支障をきたすこともあります。ひざの痛みはひざ関節からのSOSサインです。見逃さないようにしましょう。
●あなたのひざの痛みはどのタイプですか?
1.動き始めに痛い
立ち上がる時、歩き始める時などにひざが痛みます。動作開始痛(スタートペイン)。変形性関節症の初期症状。早めに専門医を受診しましょう
2.動いている時に痛い
走ると痛い、少し歩く時だけでも痛いなど、痛みの程度や内容は異なります。歩くだけで痛みを感じる人ほど重症。階段の昇り降り、走る時に痛い人も1に比べると状態が悪化しています
3.じっとしていても痛い
動作にともなって生じる痛みは、安静にしているとなくなるか軽くなります。安静時にも痛みがある場合はかなり重症です。変形性関節症以外に痛風や関節リウマチなども疑われます。
まずは、自分の身体を知るところから始めていきましょう!