整形外科雑学 | 足立区綾瀬の整形外科

「湿布やテープ剤はどれくらい経てばはがしてもいいですか?」とよく聞かれます。

だいたい12時間ほど経てば、はがしていただいて結構です。
12時間貼っていれば、24時間貼ったのと同程度の効果があります。

夜貼って、寝て起きてはがす、
朝貼って、一日活動を終えたころはがす、
といった感じでしょうか。

ちなみに「温シップと冷シップ、どちらがいいですか?」という質問もよく受けます。
結論から言うと、効果はどちらもほぼ同じです。
よって、「気持ちいい」と感じる方を貼るといいでしょう。

温湿布はトウガラシ成分のカプサイシンが入っており、それによって温かさを感じます。
一方、冷湿布にはメントールが含まれており、ひんやりと感じるようになっています。
表面的な感触として違いがあるだけで、痛みを和らげる効果としては、どちらも大きな差はありません。

一般的には、
ぶつけたり、ひねった直後の痛みには、冷湿布が多く用いられます。
肩こりや腰痛などで、ポカポカ温かくて気持ちいい、という場合には、温湿布をご利用されるのがいいでしょう。

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